ご飯にも、お酒にも☆ 里芋と豚バラ肉の煮物
ほんのり甘くてスッとお箸で切れる里芋と、ホロホロふっくらの豚バラ肉が、絶妙のバランスを醸し出す煮物です。
前の晩に煮ておいて、一晩経ってから食べるのがおススメ。
時間が料理を更に美味しくしてくれる、失敗なしの一品です。
材料
- 豚バラ肉(塊) 1本 500〜800gくらい
- 里芋 5〜10個
- 八角 1個
- 青み野菜 小松菜 1束
- 塩 豚バラ用 小さじ1、煮込み用 小さじ1/4
作り方
- 塊のままの豚バラ肉に、塩(小さじ1)を万遍なくすり込みます。
- 塩をすり込んだ肉をビニール袋等にいれ、冷蔵庫で1晩寝かせます。時間が無いときは、常温に1時間程度おいて塩をなじませてください。
- 豚バラ肉を水でよく洗い、食べ易い大きさに切り分けます。
- 鍋に豚バラ肉を脂が下になるように置き、火をつけます。弱火でゆっくり脂を出していくように加熱し、6面全てを焼いていきます。焼き加減は写真左上を参考に。薄ら色がつくかな?くらいで、表面がガッチリ固くなるほど焼かないでください。
- 焼いた豚バラ肉は一旦お皿等に取り出し、鍋を洗います。出た脂は取り分けておくと、チャーハン等に使えます。
- 鍋に豚バラ肉が完全に浸かる深さの水を入れ、里芋と八角を加えて沸騰するまで加熱します。沸騰すると灰汁が浮いてくるので、よく取り除きます。(写真左下)
- 灰汁を取り除いたら、沸騰が続く程度の火加減に弱め、20分煮込んで火を止めます。火を止めたら、塩小さじ1/2を煮汁に加えてそのまま冷まします。(写真右下)
- 煮汁につけたまま一晩置きます。できればあ途中で里芋の上下を返し、両面から煮汁が沁み込むようにします。
- 小松菜を沸騰した湯で軽く湯掻き、食べ易い長さに切り分けます。
- 7を一煮立ちさせ、芯まで温まれば完成です。
冷めていく過程で、里芋にもしっかり味がしみ込んでいくので、お塩はこの程度で十分。
こんなに少なくていいの?と思う方も多いと思いますが、大丈夫。
コテコテと調味料を加えないからこそ、里芋の甘さが引き出され、塩豚のしっかりした味付けと絶妙のバランスを作り出します。ご飯がすすみ、お酒もすすむ一品です。
このお料理は、微発泡のしぼりたて日本酒とよくあう、そうです。。。
その他の献立は、
八朔とオリーブのウィスキーマリネ
大根ピクルス
蓮根と厚揚げの煮物
ブルー入りカマンベールチーズ
私はウィスキーマリネで酔いました。失敗。自分の分だけ別に取り分けておけばよかった。。。
では、また。