めざせ 野菜1日350g! ちまこ通信

野菜たっぷり、薄味減塩、適度に凝り性の家庭料理を紹介しています

季節の味 鮎ご飯☆

5月です、鮎です。

炊き込みご飯にしました。

 

今日は、鮎の香りも味も、内蔵のほんのりした苦みまでも、全部一緒に楽しみたくて、鮎ご飯を作りました。

ですから、鮎ご飯が主役!

鮎ご飯が引き立つ料理しか食卓に並べません。それで、こんな取り合わせになりました。

 

鮎ご飯 

ホタルイカの酢みそ和え キュウリと若布の甘酢漬け添え 

新ゴボウと豚肉の胡椒炒め 

大豆とじゃこと人参葉の炒め物 ☆

乾燥エノキとお豆腐のおろし煮

 

☆印は、今週お作りおきお惣菜からの登場です。f:id:chimako-tsushin:20150520211415j:plain

今日のレシピ紹介は、もちろん

鮎ご飯

思いの外、簡単に作れるんですよ。

以前紹介した「筍ご飯」や「サツマイモご飯」と要領は一緒です。

お米を研いで、具材を並べて、出汁昆布で上を覆って、ふつうに炊くだけ。

「液体調味料+水の量」=「いつもの水加減」と覚えておけば失敗もありません。

 

では、レシピの紹介です。

材料

  • お米      3カップ
  • 鮎       2匹
  • 生姜      20gくらい(1片)
  • 出汁昆布    お鍋の直径と同じくらい 今回は20cm程度
  • 醤油      大さじ1
  • みりん     大さじ1
  • 水       「3カップー大さじ2」

作り方

  1. お米は普通に研ぎ、「水+醤油+みりん」を加えて60分くらい吸水させます。
  2. 鮎はエラを取り除き、フンを押し出してよく洗ってから、グリルなどでよく焼きます。
  3. 生姜は粗めのみじん切りにします。
  4. 1のお米に生姜を混ぜ、上から鮎をのせ、上から水煮くぐらせた出汁昆布を乗せて、ご飯をたきます。炊き方は普通のご飯と同じです。炊きあがりは、写真右下です。
  5. ご飯が炊けたら、昆布を取り除き、鮎をほぐします。写真上段が、ほぐしている途中です。
  6. 背骨や顎の骨など硬くて大きな骨を取り除き、全体をよく混ぜ合わせ、盛り付けて完成です。混ぜ終わったのが写真下左です。

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混ぜ合わせると、地味になっちゃう。

でもね、鮎の旨味とほろ苦さが一体となったご飯、おいしいんです。そして生姜がときどきピリリとした刺激を与えてくれて、食がすすみます。

 

思っていたより、炊き込みご飯は簡単に作れると思いませんか?

筍もサツマイモも鮎も、炊き込みご飯の作り方って、ほとんど同じなのです。季節の味を炊き込みご飯にしてみませんか?

 

そして、残ったご飯は、おむすびにして冷凍するのが、ちま家流です。

これだけ具材が入っていると傷みやすいので、保存には注意してくださいね。

 

では、また。