めざせ 野菜1日350g! ちまこ通信

野菜たっぷり、薄味減塩、適度に凝り性の家庭料理を紹介しています

きのこ鍋  決め手は材料の時間差投入

あき〜♪と言えば、きのこ、キノコ、茸。

今年は天候のお陰で豊作と言いますし、週末はゆっくりときのこ鍋をつつくことにしました。

 

きのこ鍋

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味付けは塩味のみ。

骨付きの鶏肉と、茸から出るじわじわした出汁が、体に沁み込む美味しさです。

体も温まって、風邪を治すには絶好の献立です☆

 

 

長い時間加熱すると味が落ちる茸は、後から加えます。

真ん中に入れた「足付きなめこ」と右上の「しいたけ」が後半投入組です。

 

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きのこ鍋を美味しく作る唯一のコツは、

材料を時間差で加熱すること。

 

この時間差投入を守れば、だれでも美味しいきのこ鍋が作れちゃいますよ〜。

 

材料 2人分
  • 鶏もも肉(ぶつ切り)  2本
  • 茸5〜6種        各きのこ1/2パックずつ
  • 塩           小さじ1/2

ここからはお好みで

  • 白菜          1/4個
  • 長ネギ         2本

 

本日使ったきのこは、こちら☆

 

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時計回りに、白舞茸、はたけしめじ、白ぶなしめじ(ぶなぴー)、足付きなめこ、山伏茸の5種類。

宅配で届いた、肉厚の椎茸も加えます。

 

作り方
  1. 骨付き鶏肉は水から加熱し、中火〜弱火で30分煮る。途中でスープが足りなくなったら水を足し、常に肉が水面下にはいるように調整する。
  2. 野菜は適当な大きさに切り、鍋に並べる。この時、長時間加熱すると味の落ちるなめこ、椎茸などは加えない。
  3. 2の鍋に1の鶏肉と鶏スープを加えて加熱する。
  4. 白菜の軸の部分に火が通ったら、椎茸となめこを加えて2〜3分で火を止め、塩を加えて味を整える。

 

我が家の鍋物用のお鍋は、とっても小さくて直径20センチ。

ですから一回で、ここに示した全量ははいり切りません。

そこで一回食べたらまた材料を並べて〜〜〜、という繰り返しをしています。

 

これが夕食時間が長くなる理由かもしれませんね。

ああ、今日も夜が短い。。。

 

 

だらだら夕食の最後は、こちらのデザートで締めました。

フルーツグラタン

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禁断の甘いもの☆

夜食べるには、あまりの高カロリーですが、いいの!

風邪ひきさんだから、栄養付けなくっちゃ! 

今日は、言い訳持っておりまする。。。

 

 

ところで、日本全国で今のように椎茸が食べられるようになったのは、林野庁の政策の影響ということを、ご存知でしたか?

国産木材の売れ行き不振をカバーして、林家の収入を確保するために、林野庁が栽培を推奨してきたから。

だから各地の林業試験場に、きのこのプロがたくさんおられるとか。

 

今や林業産出額の内訳では、本業の木材生産額と栽培きのこ類生産額はほぼ同じ。。。 

 

驚きの統計はこちら。(平成25年度 林業白書)

林野庁/第Ⅳ章 林業と山村

 

 

 

では、また。