塩豚で豚バラ大根 これであなたも煮物上手
今日は大好きな豚肉料理です。
先週の驚くような暑さが一段落し、ようやく5月らしい落ち着いた気温になったので、煮込み料理を紹介します。
塩豚で作る 豚バラ大根
塩豚を使うと、煮物で一番難しい味付けが一度でピシッと決まるんです。
これであなたも、煮物上手!
煮物の味が決まらない!
こんな経験は、誰にもあると思います。
濃すぎると食べているうちに飽きてしまうし、薄くてボッケボケの味付けも美味しくない。。。
そんな悩みを解決したのが、このお料理です。
下味をしっかりつけることで、お味をピシッと決めようという作り方です。
思いのほか簡単なので、一度試してみてくださいね。
塩豚で作る豚バラ大根のレシピ
材料
- 豚バラ肉(塊で) 600gくらいのもの1つ
- 大根 2/3〜1/2本くらい
- 塩 大さじ1
- みりん 大さじ2
その他付け合わせはご自由に。
今回は、トマトとインゲンです。
作り方
- 塊のままの豚肉に、塩をよ〜っくすり込み、ビニール袋に入れて1〜3日冷蔵庫で保存します。3日経った塩豚がこちら。お肉の部分がルビー色のような深い赤に変わっているのがわかるかしら?
- 保存しておいた豚肉を流水でよく洗い、1切れが100gくらいになるように切り分けます。
- 鍋にひたひたの水に2を入れて沸騰させ、アクが出たところでお湯を捨て、豚肉を良く洗います。(お鍋もよく洗ってくださいね)
- 半月切りにした大根と3の豚肉を鍋に入れ、再び水から煮込みます。40分〜1時間くらい経ち、竹串がす〜っと入るようになったら火を止めます。
- 煮汁にみりんを加え、煮汁がまんべんなく行きわたるようにします。
- そのまま待って、煮汁が常温になったら完成です。
- 食べる直前に、一度温めてから盛り付けてください。
付け合わせのトマトは、5の段階で加えると、良い具合に火が通ります。
豚肉は、肉本来の旨味と塩味が複合した、しっかりとした味付けに。
大根は、春大根らしいじわーっとした甘さに外側にほんのりと塩味をまとった味がします。
そして煮汁は、塩豚から出た塩分と旨味がほんのりとしみだし、そこにみりんの甘みが加わった穏やかな味わいです。いくらでも飲めてしまう、おいしいおいしい煮汁になっています。
お店で食べる、しっかりとした味付けの煮物も良いけれど、
自宅では、こんな風に穏やかで素材本来の味が楽しめる煮物はいかがですか?
味が薄いなんて心配しないで!
お肉本来の味、大根本来の味が、とっても奥深くて魅力的ですから。
さて、この日の献立はこちら。
素材を余さずに使った献立です。
豚バラ大根
大根葉と大根皮のきんぴら
もやしのピリ辛和え
新玉ねぎのスープ
煮物にするとき、ちまこは大根の皮を厚めにむきます。
そして皮はきんぴらや炒め物に。
今回は、フッサフサの大根葉が付いてきたので、一緒に炒めてきんぴら風にしました。
きんぴらが苦手なら、ふりかけ風にしても美味しいですね。
この食事だけで、1日に必要とされる野菜は350gは楽々クリアです!
お野菜をたくさん食べるのって、意外と簡単なんです⭐︎
では、また。