ザワークラウト☆ 発酵野菜をたくさん食べよう!
今日は、仕事納め!
今日の午後から、年末年始のお休みになりました。やれやれ。
年末年始と言えば、飽食三昧☆
野菜不足が心配な、年末に作っておきたいのが、
ザワークラウト
キャベツを乳酸発酵させた、洋風のお漬け物です。
ポイントは、発酵させること。
一見地味ですが、実力派の一品です。
しかも、キャベツはとっても期待されている野菜なのをご存知ですか?
アメリカの国立がん研究所が1990年に発表した「植物性食品によるがん予防」(デザイナーズ・フーズ計画)で、上位に紹介されているんですよ。
期待の大きさを示しているのが、こちらのピラミッド図。
重要性の一番高い分類に、キャベツが入っています。
こちらの図は、デザイナーフーズに関する日本語論文から引用しました。引用元は文末に添付しておきます。
この期待されているキャベツを、さらに発酵させているのですから、体にもよさそう。
では、レシピです。
材料
- キャベツ 1/2玉(500gくらい)
- 塩 小さじ1
作り方
- キャベツは千切りにし、ポリ袋などに入れます。
- 1に塩を加え、袋の外側からよく揉みます。体積が2/3〜半分くらいになるまで揉んだら、そのまま袋の口を閉めて常温で保存します。
- 3〜7日経ち、キャベツが黄色っぽくなったら食べ頃です。
食べる時には軽く水洗いして、塩分を落としてから料理してくださいね。
ポイントは、
ちゃんとお塩で揉んで、発酵させること
これだけ!
最近時短料理が流行っているせいか、お酢を使ってキャベツを煮ます!みたいな、いい加減レシピが出回っていて困っちゃう。
それでは発酵しないので、乳酸菌の力が借りられません!
ちゃんと発酵させるから、ザワークラウトなの。
調理は簡単なので、時間を味方に付けて美味しくて健康的な一品を作ってくださいね。
食べ方も色々です。
ソーセージに添えたり、スープに入れたり。
そしてこんな風に焼いても◎
定番のぎゅうぎゅう焼きに、ザワークラウトをつかってみると、こんな感じに。
お皿の奥はよく焼いたもの、手前は後から追加して軽く焼いたもの。
こんな風に焼き時間を変えると、2種類の味がたのしめます☆
<引用論文>
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jisdh/20/1/20_1_11/_pdf
がん予防と食品ーデザイナーフーズからファンクショナルフーズへー
大澤俊彦(名古屋大学大学院)
でもね、アメリカのデザイナーフーズ計画、途中で頓挫しちゃったんですよね。。。
では、また。