本日より「ケ」の食事が始まります☆ ぶり大根☆
クリスマスから続いたハレの食事は昨日まで。今日は思い切り「ケ」の食事にしようと話していたので、ケの魚を探しに魚屋さんへ行きました。
でもね、まだ魚屋さんはどこか「ハレ」の雰囲気を引きずっていて、いわゆる「丸物」と呼ばれる尾頭付きの小型の魚が極端に少なくなっています。
鮪や鰤や鯛はあるけれど、今が旬の牡蠣もシマアジもカワハギも蛤もな〜い!
「ハレ」の日に喜ばれる魚って、食物連鎖の上の方の魚なのかしらん?鮪も鰤も小魚食べてますよね?
魚の品揃えへの愚痴はさておき、「ケ」の魚はありませんでしたが、「ケ」の極みぶりのあらを調達しました。
本日はぶり大根 ケの極みのような料理です。
ポイントは魚の下処理ですね。ここだけちょっと詳しく書いておきますと、
- 買ってきたアラは、軽く洗ったら多めの塩を振り、10分くらい置きます。
- 暫くすると魚から水分が出てくるので、ざるに移して上から熱湯をしっかりかけます。魚を裏返して全ての面に熱湯がかかるようにしてください。
- このあと血の塊や内蔵の端っこなどを水でキレイにお掃除します。
- この過程がとても大切なんですね。余分な水を出し、血の塊などを取り去る!
これで漸く料理に入れます。
- 大根は3センチ厚さの輪切りにし、皮を厚く剥いて半分に切る。
- 鍋に大根がかぶるくらいの水と大根を入れ、火にかける。
- 沸騰してから約5分煮て、大根をざるにあける。これで下茹で完了。
- 下茹でした大根、下処理したぶりのアラをお鍋にいれ、ひたひたより少ないくらいの水を入れ、落とし蓋をしてコトコトと煮る。火加減は沸騰が続くけれど、煮えくり返らないくらい。
- この時、落とし蓋にキッチンペーパーを使うと洗い物が楽に済みます☆ 木の落とし蓋は、魚の臭いを吸わないように予め水を吸わせておかなくてはイケナイし、洗うのも結構大変なので、ちまこはキッチンペーパーを愛用中です。
- 大根に竹串を刺してすーっと通るようになったら、みりん、塩、醤油を加えて一煮立ちさせ、火を止めて完成!
- 冷めていく過程で味が沁み込むので、時間に余裕があったら、もう一度火にかけて温め、冷ましてください。
- 気になる方は、途中で材料の上下をひっくり返すと均等な色合いになります。
- お好みで針生姜や山椒を振って召し上がれ〜☆
新しいブリを使って下処理をキチンとしておけば、臭み消しに生姜で煮込む必要はありません。
我が家は血圧が気になるお年頃なので、減塩努力中です。そのため、味付けの塩と醤油を少なめにして、昨年作っておいた青山椒(山椒の塩ゆで)を加えてスパイシーにしています。香辛料を使って塩の使用量を減らす、という定番作戦ですね。
今日はこの他に
ほうれん草のゴマ和え
インゲンの卵とじ
リンゴのゼリー寄せ
では、また。