めざせ 野菜1日350g! ちまこ通信

野菜たっぷり、薄味減塩、適度に凝り性の家庭料理を紹介しています

残業ごはん第1弾 ☆豚肉と野菜の重ね鍋☆

七草も過ぎ、お仕事も本格化。残業も本格化してきますね。

そこで、おすすめ「残業ごはん」のレシピを公開します。

これは、昨年ブログ「自分の仕事は、自分でつくる」を書いておられるigookeさんからのご要望へのお返事です。すっかり遅くなってしまって、ごめんなさい☆ その時の記事はこちら、

作ってほしい「残業ごはん」レシピ - 自分の仕事は、自分でつくる

 

遅くなった理由はハッキリしていて、普通のご飯と残業ごはんの違いが判らなくなっていたから。。。

ちまこはその昔、残業という名の大海で、長い長い年月あっぷあっぷしながら生きておりました。過労死とか慢性疲労症候群という言葉が、他人事とは思えなかったあの頃。。。

あまりに残業が定常化していたので、残業ごはんって何か判らなくて。

その頃は今より若く、「22時までに帰宅したらごはんは作る!」と決めていたので

「残業後に凄まじい勢いで作るご飯=ジェットご飯=残業ごはん」だったのですね。

毎日が残業ごはんなので、厚いお肉もじうじう焼いていたし、脂っこい中華料理もど〜んどん作っていました。中華料理は素早くできるので、定番中の定番!

胃もたれもなんのその、がっちり食べて何とか生きていくという時代がありました。戻りたくない過去ですね。

 

でもね、件の記事を読むと何とな〜く雰囲気が違っていて、「胃もたれせず、睡眠の質を悪くしない」レシピをお探し。そこで年末年始に友人にも聞いて、残業ごはんに求められる要素を考えました。

残業ごはんに求められる5つの要素
  1. 短時間で調理が出来て、片付けも簡単。
  2. 夜遅くても材料が手にはいる。
  3. 消化がよく、睡眠の妨げにならない。
  4. 疲れを取る食事内容。
  5. できれば外食では食べられない献立。

5つの要素を満たしそうな献立を幾つか考えたので、順に紹介していく予定です。それで本日は、

残業ごはん第1弾 ♪豚肉と野菜の重ね鍋♪

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材料

  • 豚肉の薄切り 1パック100〜200グラム 
  • もやし 1袋 
  • ニラまたは細ネギ 1束 
  • 調味料(醤油と酢またはポン酢)

作り方

  1. 豚肉とニラまたは細ネギは、もやしと同じくらいの長さ6〜7センチに切る。
  2. 鍋に材料を重ねて入れていく。もやし→ニラ→豚肉→もやし→・・・→豚肉という順で。
  3. 一番下をもやし、一番上を豚肉にするのがポイントです。
  4. 鍋に水50ccを加えて中火にかけ、湯気が出てきたら弱火にして数分蒸し煮にします。
  5. 一番上の豚肉が白くなり、嵩が半分くらいになったら完成です。

加熱時間は約5分。あっという間に完成します。

これをポン酢につけて、はふはふ言いながら食べてください。

 

ポン酢の酢を、柚子やレモンの絞り汁にすると、満足感が格段にアップします。

瓶詰めなら日持ちもするので、果汁の瓶詰めを1本買っておいてもいいですね。ジュースにもできますし☆

 

これにご飯をあわせれば、ちょっとした定食気分。

時間に余裕がある方は、最後にご飯を加えて溶き卵を入れれば、おいしいお雑炊にもなります。

 

豚肉のビタミンB、ニラのビタミンA、C、カルシウムと栄養面も充実しています。もやしからは食物繊維をとれますね。

この料理、食材を使い切ることが出来るのもおススメする理由の一つです。次にいつお料理できるかわからない時に、使い残しはつくりたくないですよね。

 

 ということで、残業続きのみなさまお試しいただければ☆

 

igookeさんのブログはこちらから。昨年末に編集長になられた「ニッポン手仕事図鑑」も興味深くて、楽しく読んでいます。


自分の仕事は、自分でつくる

 

では、また。