めざせ 野菜1日350g! ちまこ通信

野菜たっぷり、薄味減塩、適度に凝り性の家庭料理を紹介しています

ジャガイモと青菜のスープ 朝食にもおススメ!

春のような日が来たと思ったら、また寒さに逆戻り。

こんな時期は、体を温める朝食を摂りたいですね。

 

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ジャガイモと青菜のスープ

 

今週作ったのは、野菜と肉が両方一度に食べられるスープ。

根菜と緑黄色野菜の両方が無理なく食べられて、バランスがよいの☆

 

じゃがいもと青菜のスープのレシピ

 

材料 4食分

  • ジャガイモ  中3個
  • 青菜     4本(今回はほうれん草)
  • 挽肉     300g
  • 塩      3つまみ
  • 油      少々
  • 水溶き片栗粉 大さじ2
  • 水      カップ3〜4

作り方

  1. ジャガイモは皮を剥き、火が通りやすいように小口切りにします。
  2. 切ったジャガイモは、柔らかくなるまで茹でてザルにあげて、温かいうちに、フォークの背などを使って粗くつぶします。
  3. フライパンに油を薄く引き、挽肉を入れ、塩を振って炒めます。
  4. 挽肉にある程度火が通ったら、軽く火が通った部分、焼き色がついた部分、まだ生の部分がある不均一な状態でよいので、水を加えます。
  5. 水を加えたら中火にし、挽肉の塊をほぐしながら沸騰するまで煮込みます。
  6. 沸騰したら灰汁をよく取り、つぶしたジャガイモを加えて軽く煮込み、水溶き片栗粉を加えて、均一にトロミがつくようにかき混ぜます。
  7. 最後に一口大に切った青菜を加えて、完成です。

 

ポイントは、挽肉の炒め方。

そぼろ状にして、均一に火を通さなくていいんです!

少し塊が残り、焦げた部分、軽く火が通って白くなっただけの部分が混合した状態でかまわないのです。

そこに、水を加えてスープを取ります。

こうすると生肉からの出汁、焦げた部分からの出汁と2種類の出汁がうまれて、全体としてとても美味しいスープがとれるのです。

そして、お肉もスカスカにならなくて◎

 

挽肉を使ってコンソメを作るときは、生の肉を水からゆ〜っくりと加熱しますよね。

こうすると、本当に美味しい美味しいコンソメが取れますが、残ったお肉はスカスカ〜。いわゆる出汁殻(だしがら)になってしまいます。

 

お肉から出汁を取りつつ、具材としても楽しむのが、この調理法。

ですから、このスープにはスープの素やだしの素は、使いません!

 

使わない、というより不要なのです。

挽肉だけでなく、スープによく使うベーコンも良い出汁が取れるのでスープの素は不要!こういう肉類は、スープに入れると便利ですね☆ 

 

そして、味付けの塩は挽肉に振ります。

スープに塩を入れるより、少量でもしっかりと味を感じることが出来るので、塩分が気になる方には特にオススメです。

 

青菜は、スープ1杯につき1本(ほうれん草なら茎1つ、という意味です)を使うことにしています。

何回かに分けてスープを食べるときは、その度ごとに青菜だけは加えるようにすると、シャッキリした食感が味わえて、より美味しくなりますよ。

 

根菜と緑黄色野菜と肉、この3つが一度に食べられるスープ。野菜不足を心配している方におススメします。

昨晩のキーマカレーにも、こちらのスープが登場しています。朝食にも、夕食にも使えるスープです。

 

では、また。

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