めざせ 野菜1日350g! ちまこ通信

野菜たっぷり、薄味減塩、適度に凝り性の家庭料理を紹介しています

旬の鰆を味わう☆ 鰆の淡煮 目から鱗の味わいです

魚偏に春と書いて「さわら」。

この時期に食べるしか無いでしょう、というお魚ですね。大型なので、切り身にして売っているから、扱いも楽ですし。

 

銀色に黒い大きめの水玉模様が入った様子は、あまり脂が無いように見えるのですが、どうしてなかなか。

淡煮にすると「あれ?鰆ってこんなに脂がのっていた???」と思うくらいなんです。

 

この料理を見た家族が、「平前日は飲まないの禁」を破って、日本酒を飲んでいました。

常温かぬる燗の日本酒に、ひじょ〜に合う料理だそうです。

、、、ということで「酒肴」カテゴリー入りです。

 

さてさて作り方ですが、私は一度粕漬けにしてから作っています。

 

一塩して30分ほど置き、水洗い→熱湯につけて。。。という方法が広がっているようなのですが、面倒なので粕漬け。

こちらの方が、実際の作業の時間は遥かに短くてすみますし、美味しさも格別ですよん☆

 

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材料 2人分

  • 鰆の切り身        2切れ
  • 酒粕           大さじ山盛り2
  • 長ネギ(今回は石倉ネギ)    1本
  • 絹ごし豆腐        半丁
  • 砂出ししたアサリ     10個
  • 日本酒          大さじ2
  • 醤油           大さじ1

作り方

  1. 鰆はサッと水洗いし、水気を拭き取ってから、ジャムくらいにゆるめた酒粕を塗ります。<ここ迄が前の晩or当日の朝にしておく準備です>
  2. 長ネギは3センチ程度の長さに切ります。
  3. 絹ごし豆腐は、冷や奴程度のやや大きめに切ります。
  4. 砂出ししたアサリは、タワシ等でよく洗っておきます。
  5. 鍋に水を入れ、調味料と長ネギの白い部分を入れて火にかけます。
  6. 沸騰してネギが煮えてきたら、アサリ、酒粕をよく拭った鰆、豆腐を加えて、沸騰が続くくらいに火を弱めます。
  7. アサリの口が開き始めたらネギの青い部分を乗せて、すぐに火を止めて蓋をします。
  8. 待つこと3〜5分。ネギの青い部分がしんなりしたら完成です。

 

「えっ?これで火が通るの?」とお思いの方もあるかもしれませんが、予熱で十分火が通るのです。鰆の切りに身は、ふと〜い背骨がついていないので、火が通り易いのではないかしら?

 

火を通しすぎない、ふっくらとした鰆を楽しんでください。

皮目にしっとりとした脂がのっていて、淡白だけれどふくよかな味わいが、口いっぱいに広がります。

これまでにも、鰆をさんざん食べてきたけれど、この淡煮が、たぶん一番美味しい。。。

今までのお料理はなんだったの!?というくらいの味です。

やっぱり旬のお魚は、素材を活かす調理法が一番ですね。

 

そしてまた、これが長ネギに合います。ネギ名脇役です。

アサリを入れて美味しいお出汁を出してもらっているので、この煮汁もおいしく飲んでくださいね。

飲むことを想定して、もちろん味付け薄めです!

 

その他の献立は、作りおきばかりでした。

鰆の淡煮

鰆の子と大根の炊き合わせ 

砂肝とピーマンの炒め煮 花山椒風味 

手綱コンニャク柚子七味あじ 

大根の酢漬け

 

では、また。

 

 

今週の作りおきは、こちらから↓

 

chimako.hatenablog.com