季節の味 鮎ご飯☆
5月です、鮎です。
炊き込みご飯にしました。
今日は、鮎の香りも味も、内蔵のほんのりした苦みまでも、全部一緒に楽しみたくて、鮎ご飯を作りました。
ですから、鮎ご飯が主役!
鮎ご飯が引き立つ料理しか食卓に並べません。それで、こんな取り合わせになりました。
鮎ご飯
ホタルイカの酢みそ和え キュウリと若布の甘酢漬け添え
新ゴボウと豚肉の胡椒炒め
大豆とじゃこと人参葉の炒め物 ☆
乾燥エノキとお豆腐のおろし煮
☆印は、今週お作りおきお惣菜からの登場です。
今日のレシピ紹介は、もちろん
鮎ご飯
思いの外、簡単に作れるんですよ。
以前紹介した「筍ご飯」や「サツマイモご飯」と要領は一緒です。
お米を研いで、具材を並べて、出汁昆布で上を覆って、ふつうに炊くだけ。
「液体調味料+水の量」=「いつもの水加減」と覚えておけば失敗もありません。
では、レシピの紹介です。
材料
- お米 3カップ
- 鮎 2匹
- 生姜 20gくらい(1片)
- 出汁昆布 お鍋の直径と同じくらい 今回は20cm程度
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 水 「3カップー大さじ2」
作り方
- お米は普通に研ぎ、「水+醤油+みりん」を加えて60分くらい吸水させます。
- 鮎はエラを取り除き、フンを押し出してよく洗ってから、グリルなどでよく焼きます。
- 生姜は粗めのみじん切りにします。
- 1のお米に生姜を混ぜ、上から鮎をのせ、上から水煮くぐらせた出汁昆布を乗せて、ご飯をたきます。炊き方は普通のご飯と同じです。炊きあがりは、写真右下です。
- ご飯が炊けたら、昆布を取り除き、鮎をほぐします。写真上段が、ほぐしている途中です。
- 背骨や顎の骨など硬くて大きな骨を取り除き、全体をよく混ぜ合わせ、盛り付けて完成です。混ぜ終わったのが写真下左です。
混ぜ合わせると、地味になっちゃう。
でもね、鮎の旨味とほろ苦さが一体となったご飯、おいしいんです。そして生姜がときどきピリリとした刺激を与えてくれて、食がすすみます。
思っていたより、炊き込みご飯は簡単に作れると思いませんか?
筍もサツマイモも鮎も、炊き込みご飯の作り方って、ほとんど同じなのです。季節の味を炊き込みご飯にしてみませんか?
そして、残ったご飯は、おむすびにして冷凍するのが、ちま家流です。
これだけ具材が入っていると傷みやすいので、保存には注意してくださいね。
では、また。