めざせ 野菜1日350g! ちまこ通信

野菜たっぷり、薄味減塩、適度に凝り性の家庭料理を紹介しています

水無月(みなづき) 長芋を使って和菓子をつくる

6月30日の、夏越しの祓(なごしのはらえ)の日にたべる「水無月(みなづき)」。

関東ではあまり見かけないので、自分で作ることにしました。

 

昨日紹介した「作りおきお惣菜」に、「甘く煮た小豆」という不思議なものがはいっていたのは、水無月を作りたかったから。

普通は片栗粉でつくる生地に、小豆を乗せるようですが、野菜を摂りたいので少しアレンジしました。

長芋を生地のメインにしています。

 

暑くなって体力が落ちるこの時期に、「甘くて栄養価の高いものを食べて元気になりましょう」というのがこのお菓子の主旨ときいているので、栄養価の高い長芋を使ってもよいはず。

こんな勝手な理由で、長芋ベースにしてみました。

 

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作り方は簡単!

材料の割合

  • 長芋       200g
  • 片栗粉      50g
  • 水        100ml
  • 砂糖          10〜20g(お好みで)
  • 煮小豆      適宜

作り方

  1. 長芋は皮を剥き、乱切りにして柔らかくなるまで煮ます。(この時の水は分量外)
  2. 柔らかくなったら水を切り、マッシャーやフードプロセッサーで潰します。
  3. 鍋に、2の長芋、片栗粉と水と砂糖を加えて、よく練り合わせます。硬くなり過ぎたら水を少しずつ足してください。
  4. 流し缶などの器に、粗熱を取った3を敷き詰め、上に煮小豆を敷き詰めます。
  5. 蒸し器で10分蒸したら、完成です。

 

冷えてから、切り分けてください。

何故か水無月は三角形に切り分けますね。どうしてなのでしょう???

 

小豆を煮るのが面倒なときは、缶詰を使っていただいても大丈夫です。

その時は煮汁をよ〜く切ってから、生地の上に乗せてくださいね。

 

お好みで黒蜜をかけていただいても◎

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黒蜜をかけるのは邪道、という方もあるかもしれませんが、我が家は甘さの好みが違うので、こうして折り合いを付けています。

 

今回は小さめのお弁当箱大の流し缶一つ分作って、200gの長芋を使いました。

こんなところでも、コツコツこつこつ野菜を食べています。

 

では、また。