アイスバイン ドイツ料理の定番を自宅で!
今日はしっかりとしたお肉料理。
そして、たっぷりの野菜も一緒に食べられる料理です。
じゃじゃん♪ ドイツ料理の定番
アイスバイン
こちら、セロリ1/2本、玉ねぎ大1個、キャベツ中1個を使っております。
アイスバインと聞くと、難しそう!と思う方もあるかもしれませんが、時間さえかければ、誰でも美味しく作れるのでお試しください。
材料
- 骨つき豚肉 約800g
- 玉ねぎ 大1個
- セロリ 1/2本
- キャベツ 中玉1個
- 塩(塩漬け用) 肉の重さの3%
- 塩(ハーブ液用) ひとつまみ
- ハーブ(今回はタイムとオレガノ、黒胡椒)
- できれば人参も 1本
(本当は人参も入れたかったけれど、宅配で届かなかったので断念しました)
骨つき豚肉は最近では、大きめの肉屋さんで冷凍品をよく見かけるようになったので、探してみてください。見つからなければ、netで注文!
一般的には、ソミュール液という「塩+砂糖+ハーブいろいろ」の水に肉を漬け込みますが、今回はいつもの塩豚方式にしてみました。
「塩豚→塩出し→煮込み」の3ステップで作っています。
作り方
<事前の作業> 塩豚を作る
- 豚肉は解凍し、水洗いしてから軽く表面の水気を拭き取ってから、フォークやアイスピックで穴を開けます。
- 穴を開けた豚肉の表面に塩をすり込みます。全体にまんべんなく、よくよくすり込み塩漬けにします。
- 豚肉はビニールバックに入れ、空気を抜いて冷蔵庫に保存し、1週間〜10日くらい保存します。
この間に、肉から水分と血液が抜け出します。
通常の作り方よりも塩の量が少ないので、無駄なくよくよくすりこんでくださいね。
<食べる3日前の作業> 塩出し
- 塩漬けにした豚肉を水洗いし、保存袋か保存容器にいれます。
- 鍋に水とハーブ、塩を入れて中火で加熱し、ハーブ液を作ります。
- ハーブ液を人肌程度まで冷ましたら、塩漬け肉を入れた容器に注ぎます。この時、肉全体がハーブ液に浸かるように気をつけてください。
- このままの状態で、冷蔵庫で1日か2日保存し、塩分を抜きます。
<前日の作業>
- 大きめの鍋に、洗った肉と野菜を入れ、ひたひたになる程度の水を入れます。
- 沸騰するまでは中火、沸騰してからは火を最弱火にして2時間煮ます。途中で肉が水面から出てくるので、落とし蓋をして煮込みます。
- 2時間経ったら落とし蓋を取り除き、よく冷ましてから冷蔵庫に入れて一晩おきます。
<さて、当日>
- 冷蔵庫から鍋を取り出すと、脂が白く固まっているので、脂を取り除きます。(この脂は、チャーハン等に使えるのでとっておいて利用してくださいね)
- 鍋を火にかけて温めます。スープもぷるぷるに固まっているので、弱めの火加減でゆっくり温めます。
- スープが沸騰したら火を弱めて10分ほど加熱したら完成です!
取り分けるとこんな感じです。
骨の周りに、お肉がぎっしり。
煮込んだ後、一旦冷やして脂を取り除いているので、脂っこくないの。
お肉はホロホロ。
ナイフを使わず、フォークだけでも簡単に切れちゃいます。
そして、お店で食べるものよりも塩辛くないのも特徴です。
塩辛くないから、い〜っぱい食べられます。
(大食いのちま家好みの味付けです)
以前、ソミュール液で作った時に好みの塩加減になりませんでした(泣)
そこで最近は、慣れ親しんだ(笑)塩豚方式にしています。
ビール好きの家族は、「これなら、いくらでも飲める!」ですって。
嬉しいような、ちょっと困ったような評価をいただきました。
さて、この他の献立はサラダだけ。
肉も野菜もたくさん食べられるアイスバインなので、その他はちょっと手抜きをしました。
では、また。