しじみと新生姜の醤油炒め 葉もの野菜に絡めて
今日紹介するのは、宴会続きだった、ある日の献立から。
しじみと新生姜の醤油炒め
オルニチンが豊富で、二日酔いに効くというしじみ。
これを冷凍させると栄養価が15倍にも増すとかいうので、冷凍したしじみを、今が旬の新生姜と一緒にちゃっちゃっと炒めてみました。
あっつあつのうちにレタスの上に盛り付けると、レタスがしんな〜りして、生野菜がおいしくたくさん食べられるようになりま〜す。
冷凍シジミがなければ、普通のシジミを使ってください。
どちらも同じように美味しく作れます。
材料
- 砂出ししたシジミ 300g(今回は冷凍シジミを使用)
- 生姜 1片
- ニンニク 1片
- 油 適宜
- 紹興酒または日本酒 大さじ2
- 醤油 小さじ2〜大さじ1
- 葉もの野菜 適宜(この写真はサニーレタス)
作り方
- 生姜は太めの千切り、ニンニクはスライスします。
- レタス類は食べやすい大きさに千切り、器に敷き詰めておきます。
- 冷凍シジミは表面を軽く洗います。
- フライパンに油を入れ、生姜とニンニクを加えて弱火でじっくりと炒めます。
- 香りが十分に立ってきたら、シジミを凍ったまま加えて蓋をします。
- 暫くして冷凍シジミが温まって表面の霜が取れてきたら、火を強め紹興酒または日本酒を加えます。
- 蓋をして数分待つとシジミの口が開いてくるので、満遍なく火が回るようにフライパンを揺すります。この時、あまり大きく上下させないように。熱源から離れてしまうので、フライパン内部の温度が下がってしまいます。
- 8割くらいのシジミの口が開いたら醤油を回しかけます。
- 最後に強火で10秒くらい加熱し、野菜の上に盛り付けて完成です!
ポイントは、シジミの口が開いたら手早く調理すること。
そして手早く調理しながら、最後にガッと強火で熱してシジミと煮汁を熱々にすること。
この2つです。
貝は加熱し過ぎると、くしゅくしゅに縮んでしまって、出汁の素になってしまいます。
合宿先で出てくる煮過ぎたお味噌汁の具のように、貝自体は抜け殻になってしまうので、要注意です。
最後にガッと加熱して熱々にした汁が、やわやわとした葉もの野菜にかかると、葉っぱがしんな〜りとして半煮え状態になって、食べやすくなります。
ここではサニーレタスを使っていますが、生のほうれん草もおススメですよ。
野菜とたくさん食べるのには、加熱して体積を減らすことが大切ですよね。
でも、葉もの野菜を毎日加熱して食べるのはどうも。。。という時、こんな風に熱々のドレッシング役をしてくれる料理と一緒に食べるのがおススメです。
おいしいシジミ出汁を吸い込んだ生姜とニンニクが野菜にからんでおいしいの。
もちろん白いご飯のお供にも、お酒にもぴったりですよ。
何やかやで週初めはバタバタ。加えて今日は宴会。
宴会の常として、「野菜は食べず肉魚ばっかり」でした。
有機野菜が美味しいお店♡ といったオサレなお店が徐々に増えてきているけれど、宴会では全く使われませんね。相変わらずの肉か魚です。
仕事で付き合いの長いホテルのオーナー達も「ちまさん、野菜じゃお金は取れませんよぉ」ってよく言いますから、仕方ないのしょうか。
しっかり育てられた野菜は、おいしいのにね。。。
では、また。