野菜の肉詰め
さて、今日は肉詰めを。
野菜の肉詰め 3種
野菜をくり抜いて挽き肉を詰め、お出汁で煮るお料理です。
美味しさの秘密は、昆布出汁をつかうこと。
挽き肉は、鶏挽肉を使うこと。
昆布の金色のお出汁が、鶏肉から出るおだやかな出汁とあいまって、とっても美味しくなるんです。
昆布出汁は、肉からの出汁と喧嘩せず、素材のおいしさを引き出してくれます。
では、レシピです。
材料 2人分
- トマト 2個
- かぶ 2個
- かぼちゃ 1/4個
- 鶏挽肉 200g
- セロリ 5センチくらい
- マッシュルーム 2〜3個
- きのこ 1/2パック
- 塩 小さじ1/2
- 小麦粉 少々
- 油 少々
- 昆布 15センチくらい
作り方
- あらかじめ500〜800ml程度の水に昆布を浸けておき、弱火にかけてゆっくりと出汁を取ります。極々弱火にして、煮立たせないようにしてください。
- トマトはヘタを落とし、中身をくり抜きます。かぶも同様に中身をくり抜き、皮をむきます。かぼちゃは種を抜き、半分に切ります。くり抜いたトマトとかぶはこんな感じです。
- セロリとマッシュルームはみじん切りにして、鶏挽肉、塩とよく練り合わせます。
- 野菜の内側に軽く小麦粉をはたいてから、3の挽き肉を詰め込みます。肉は加熱すると縮むので、ギュウギュウと詰め込んでください。カボチャは肉を形よく詰めた後、表面に小麦粉をふりかけます。
- 油を熱したフライパンで、かぼちゃの表面を軽く焦げ目がつくまで焼き付けます。
- 1の出汁が取れたら、昆布を引き上げ、5のかぼちゃを入れて中火で煮込みます。
- かぼちゃに火が通って、色が透き通って来たら、4のトマトとかぶを加えて更に煮込みます。
- かぶが透き通り、かぼちゃに火が通ったら、仕上げにきのこを加えて一煮立ちさせて、完成です。
ナイフで半分に切った断面は、こちら。
スプーンで丁寧に、まる〜くくり抜くと、こんな見た目になります。
急がないで、丁寧に少しずつくり抜くと、キレイに出来ますよ。
強いていえば、慌てないのがコツかしら。
こちらのお料理のポイントは、ただ一つ。
昆布出汁で煮込むこと
和食だけでなく、洋食にも活用できるのが昆布出汁のよいところ。
水に浸けておけば、よい出汁が出るので、使う時に火をいれるだけでいいんですよ〜。
手間がかからないでしょ。
そして出汁を取った後の昆布は、冷凍しておいてくださいね。
あとから美味しい食材として再利用できます☆
我が家の、秋のイチオシ献立の野菜の肉詰め。
昆布出汁で煮込んだ野菜と肉のおいしさを、ゆっくりと味わってください。
体の隅々に、す〜っと沁み込んでいく地味溢れる料理です。
では、また。