鮎そうめん 七夕にいかが?
明日は七夕なのに、ここのところ雨続きですね。
ところで、七月七日はお素麺の日だそうで。
昔々、宮中で七夕のお供え物にしていた索餅(さくへい)が変じたのが今のお素麺。
そんな由来で、お素麺の日になったのだとか。
そこで今日は、鮎そうめんをつくりました。
鮎そうめん
作り方は、いたって簡単です。
グリルで焼いた鮎を、味付けした出汁で煮込むだけ〜♪
それも面倒な方は、麺つゆで煮込んでもOKです。
鮎そうめんのレシピ
材料 2人分
- 鮎 2尾
- 塩ゆでした山椒の実 大さじ山盛り2
- みりん 大さじ2
- 醤油 大さじ1くらい(味見してから加えてください)
- 昆布 20cmくらい
- 素麺 2人分
作り方
- 鮎は軽く水洗いをし、フンを出し、グリルで焼きます。(この時、鮎に塩はふりません)
- フライパンのような平たい鍋に、昆布を敷き、ヒタヒタになうように水を加えて弱火で加熱して出汁を取ります。
- 3にみりんと塩ゆでした山椒の実を加え、焼けた鮎を平らに並べます。中火で加熱し、沸騰したら弱火にして20分、ゆっくりと煮込みます。煮汁が減ってきたら、水を加えてください。
- 20分経ったら煮汁の味見をし、醤油を加えます。塩ゆでした山椒の味によって、煮汁の味はかなり異なるので、必ず味見をしてから加えてください。
- 鮎を煮込んでいる間に素麺をゆで、一度水にさらしてから器に盛りつけます。この時、よく水を切ってください。
- 5に4の鮎を形よく盛り付け、上から出しを注いで完成です!
お好みでトマトや岩のり・青さ海苔を添えてみてください。
写真はトマトを岩に、青さ海苔を苔に見立てたつもり??? です。
鮎は皮がしっかりしているので、煮込んでも皮が破れることはなく、煮ている途中でぷくっとふくれてきます。
出汁の味もあまり中に通さないので、身に味がつき過ぎることはありません。
そして鮎の緑の香りは、煮てもそのまま残っています。
鮎の皮のスバラシイ働きです。
私は鮎の香りを楽しみたいので、薬味は使いませんでしたが、お好みで青ネギや胡麻を使ってもおいしく食べられるとおもいますよ〜。
どうして鮎って、魚相がよくないのかしらん?
歯がでているせいか、意地悪そう。美味しいのにね。
さて今年、天の川に鵲(かささぎ)の橋はかかるのでしょうか?
では、また。