豚耳のゼリー寄せ お鍋一つでOK
寒の戻りでしょうか、寒くなって来ましたね。
今日は「豚耳のゼリー寄せ」の作り方を紹介します。
サラダに、お酒のつまみに便利な一品で、アレンジも楽しい一品。
板ゼラチンも粉ゼラチンも寒天も不要で、作り方も笑ってしまうほど単純なので、一度覚えておくととっても便利。お料理のレパートリーが広がります!
さてさて、作り方の前に「豚耳のゼリー寄せ」を作るようになった経緯などを少々。
以前テト料理の投稿をした時に紹介した「豚耳のゼラチンハム」。
私はこれが大好きなのですが、極めてきわめて手に入れにくいの。
私は中華街で食事をした時に、「これもお土産で〜、ひと包みくださいね〜」という感じで手に入れているのですが、店頭売りは本当に少ないみたい。
友人からは、手に入れるのに苦労したと叱られました。(ごめん🙇)
「だからミミガーで大丈夫」って言ったのに〜と説明したものの、ミミガーは少し塩が強いと言われまして。
そこで、自宅で簡単に作れる方法を公開します。正確にはお店で売ってくれる「豚耳のゼラチンハム」とは異なるのでしょうが、私にとっては同じような料理です。ざっくりですので。
しかも、お鍋1つと容器と冷蔵庫があれば、笑えるほど簡単に作れます☆
では、作り方の紹介紹介〜♪
材料
- 豚の耳 3つ(300グラムくらい)
- 生姜 10グラムくらい(皮付きで)
- 塩 大さじ3(豚耳1つにつき、大さじ1の割合で)
作り方
- 豚の耳は冷凍されているものが殆どなので、まず解凍します。
- 次に豚耳に皮や毛がついていないかよく調べ、ついているときは包丁で削ぎ取り、毛は焼きます。(が、これまで私が買ったもので、皮や毛が残っているものはありませんでした。)
- たっぷりの塩を豚耳に振り、しっかりと揉み込みます。
- 15分ほどおくと、豚耳からうっすらと水分が滲み出てくるので、それまで待ってから水洗いをします。(この時、一般的な豚肉ほど水分は出て来ませんので、水が出ないよ〜と心配しないでください。)
- 大きめの鍋に水を入れ、豚耳を水から茹でていきます。
- 沸騰したら数分置き、湯を全部捨て豚耳についた灰汁を流水でよく洗います。
- 粗熱が取れたら、豚耳を約5ミリ幅に切り分けます。食べ易さを考えて、長さも3〜4センチにしておいた方がよいでしょう。
- 生姜は太めの千切りにします。
- 鍋に豚耳と生姜を入れ、豚肉の高さの倍程度の水を入れて中火にかけます。沸騰したら火を弱め、そのまま水の量が半分くらいになるまで煮込みます。スープがひたひたの量になって豚耳がスープから飛び出しそうになったら、火を止めます。
- 9を密閉容器に移して冷めるのを待ち、冷たくなったら冷蔵庫に入れ、翌朝まで置きます。
- 翌朝見てください。豚耳はプルンプルンの塊になっていますよ〜。これで、完成です!
9の段階の写真が、左側です。(何を写しているのか、よくわからない写真でね〜。)
そして右側が、昨晩の「カプレーゼ風」に登場した豚耳のゼリー寄せです。組み合わせる材料によって、こんなに雰囲気が変わります。
そして、中華風のアレンジ方法は、こちら。
材料
- 豚耳のゼリー寄せ 適宜
- 乾燥キクラゲ 1つ(ゼリー寄せ100グラムにつき、1つ位の割合で)
- 枸杞の実 小さじ山盛り1
- 焼き胡桃(塩なし) 小さじ山盛り1
作り方
- 乾燥キクラゲは、たっぷりのぬるま湯に入れて戻します。商品にもよりますが、1時間ほど置くと、驚くほど大きくなるので、大きめの容器で戻してください。
- 戻したキクラゲは2ミリ幅の千切りにします。
- 枸杞の実もお湯で戻しておきます。
- 焼き胡桃は粗いみじん切りにします。
- 鍋に、粗く崩した豚耳のゼリー寄せと胡桃以外の材料を全て入れ、倍の高さになるように水を加えます。
- 弱めの中火にかけて、ゼリー寄せを煮とかしていきます。
- 全体均一になったら、半量になるまで煮詰め、最後に胡桃を加えて粗熱を取ります。
- 密閉容器やミートローフ型などの容器に入れて静かに冷まし、冷めたら冷蔵庫に入れて一晩置きます。
- 翌日には、完成です!
洋風にしたい場合は、キクラゲではなくナッツ類を加え、バルサミコ酢を煮詰めたソースや、ニンニクソースをかけてもいいですね。
ただし、ご紹介した通りゼラチンも寒天も、な〜んにも加えていないので、水分を多く含む野菜を加えると、固まりにくくなります。注意してください。
ですから私は、ゼリーの中には野菜を加えず、温野菜サラダのトッピングとして賽の目に切ったこのゼリー寄せをかけています。
お鍋1つで出来る、豚耳のゼリー寄せ☆
お料理上手への道は、意外と身近にあると思いませんか?
では、また。