丸ごと焼きりんご 熱々がおいしい!
今日は、デザートから紹介します。
肌寒くなってきた、10月下旬から2月頃までの定番デザートです。
丸ごと焼きりんご
りんごの芯を取り除き、バターとシナモンシュガーを詰めて、オーブンでじっくりと焼いたデザートです。
甘酸っぱいりんごに、あま〜いシナモンシュガーと濃厚なバターが絡み合う焼きりんご。
紅玉りんごの強めの酸味が、このお料理にはぴったりです。
ですから、宅配で紅玉りんごが届くと、すぐに使い途は決まってしまいます。
「紅玉=焼きりんご」は、我が家の公式となっています。
今回は、りんごの下に刻んだナッツと蜂蜜を敷いてみました。
柔らかくなったりんごに、ナッツと蜂蜜を絡めて食べると、異なる食感が楽しめます。
お食事を始める時にオーブンでの加熱を始めると、焼き上がって、少し冷めて食べ易い温度になったころ、ちょうどお食事が終わるのではないかしら?
オーブンさえあれば、作り方はとても簡単です。
材料 2個分
- 紅玉りんご 2個
- バター 20g
- シナモン 適宜
- グラニュー糖 大さじ2
- 溶かしバター 10g
- くるみ 大さじ4
- アーモンド 大さじ4
- 蜂蜜 大さじ2
作り方
- りんごはよく皮を洗い、芯をくり抜きます。
- クルミとアーモンドはざく切りにし、蜂蜜と共に耐熱皿に敷き込みます。
- 芯をくり抜いたりんごの穴に、バターとグラニュー糖とシナモンを一緒に詰め込みます。溶けるとよく混ざるので、詰める前に混ぜ合わせる必要はありません。
- 溶かしバターを上からまんべんなくかけて、160℃に予熱したオーブンで25分加熱します。
出来立てを切ったところはこちら。
皮の赤みが、果肉にほんのり滲んだうす紅色が可愛らしい。
この色を見ると、島崎藤村の「初恋」という詩を思い出します。
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
「紅玉りんご=うす紅色=藤村の初恋」
これは私だけの公式かしら?
火傷しないように、ゆっくり冷ましてから召し上がれ〜☆
紅玉りんごが手に入らない場合は、出来るだけ酸味の強いりんごで作ってくださいね。
では、また。