子持ち鮎のコンフィ 骨まで美味しく
今日紹介するのは、外はパリッ、中はしっとり
口の中に広がる香りも豊かな、鮎のコンフィです。
子持ち鮎のコンフィ
この時期のお楽しみ、子持ち鮎を使いました。
作り方はいたって簡単。
必要なのは辛抱だけです!
ゆっくりと2時間〜3時間、
油の中で鮎を泳がせるように煮ていきます。
揚げても炒めてもNG。
ひたすら低温の油の中で、鮎を煮てください。
中はこんな風に火が通っています。
背骨から下、全体が卵です。
鮎は皮が厚いので、身と卵が蒸し焼きのようになるので、本当にしっとり仕上がります。
そして皮に閉じ込められるので、鮎の香りもちゃ〜んと残ります。
鮎の香りを大切にしたいので、この料理にはニンニクもローリエも使いません。
お気に入りの油を使って、ゆっくりと煮てくださいね。
流行りのココナッツオイルは、甘い香りが強いので、このお料理にはおススメしません。無難なところでは、オリーブオイル、グレープシードオイルなどで試してみてください。
材料 2人分
- 鮎 2尾
- 油 ヒタヒタになる量
作り方
- 鮎は表面を良く洗い、エラを取り除きます。
- フライパンにたっぷりの油を入れ、1の鮎の表面をキッチンペーパーなどでよく拭いてから油に入れて加熱します。
- 火は弱く、フツフツと泡が立つ程度の火加減にしてください。温度が上がり過ぎてシュワシュワと泡が立つようになったら、間に餅焼き網をはさむか、一旦火から下ろして、少し冷めてから再び加熱してください。
- 合計で2〜3時間ほど加熱し、表面がパリッとしたら完成です。
加熱時間は、鮎の大きさとフライパンの大きさにもよるので、加減を見ながらキメてください。
本当にこれだけで、美味しいコンフィが出来上がります。
電子レンジを使う方法、オーブンを使う方法、いろいろとバリエーションがあるとも聞きますが、コンフィは愚直にフライパンで煮ていくのが一番美味しいのではないかしら?
ゆっくりと時間をかけた分、旨味が凝縮します。
本日の献立はこちら。
子持ち鮎のコンフィ ラタトゥイユ添え
小松菜の梨おろし和え
本当はこちらも紹介したい、お気に入りの一品です。
梨の瑞々しさと、ほどよい甘味がおいしい和え物です。
サラダ感覚で、どうぞ☆
肉厚しいたけのバター焼き
別名、wattoさん焼き。
これで家の中では通るようになりました。
wattoさん、おいしくいただきました。
いろいろ野菜のポタージュ
こまごまと残った野菜はまとめて煮込んで、ポタージュに。
これ1皿に、5種の野菜が詰まっています。
では、また。