甘鯛の兜汁
今日は、春の兆しを感じる献立にしました。
手前から時計回りに
甘鯛の兜汁
牛蒡の梅煮
自家製ナメタケと岩のりの和え物
豆あじの干物
食前酒 ブランデー入りりんごジュース
大きな大きな甘鯛のお頭が手に入ったので、兜汁を作りました。
魚と昆布出汁の旨味、甘鯛の脂が体にしみこむ一品です。
甘鯛の兜汁のレシピ♫
材料 2人分
- 甘鯛の頭 2つ割にしたもの1尾分
- 出汁昆布 1枚(15センチ角)
- 塩 大さじ1
<付け会わせ用>
- 水菜 1/2束
材料は、たったこれだけ☆
複雑な味付けは要りません。
作り方
- 甘鯛をよく洗い、水を拭き取ってから、まんべんなく塩を塗込みます。(ここまでは前日に終わらせて、冷蔵庫で一晩おいてください)
- 昆布は600ccくらいの水に浸けておきます。
- 一晩経つと1の甘鯛から水が出ているので、軽く水洗いをして、水をキッチンペーパーなどでよく拭き取ります。
- 魚焼きグリルで、甘鯛の表面が軽く焦げるまで20分くらいかけて焼きます。甘鯛は焦げやすいので、弱めの火加減でゆっくりと焼いていきます。
- 2の昆布水を弱火にかけ、ゆっくりと出汁を取ります。
- 3の甘鯛を器に盛り付け、5の昆布出汁をたっぷりと回しかけたら完成です!
焼いた甘鯛を盛り付けたのが、こちら。
ゆっくりと時間をかけて焼いた甘鯛の鱗は、パリパリでとっても美味しい☆
ですから、他の魚を使ったアラ汁のように、あらかじめ鱗を落としません。
ここに、熱熱に熱した昆布出汁をたっぷりと注ぎます。
器の大きさにもよりますが、200〜250ccくらいでしょうか。
水菜は、昆布出汁の熱ですぐに火が通ります。
甘鯛から脂が滲み出て、昆布出汁が濃厚な味に変化するのも楽しい一品です。
桜色の甘鯛の色も、ごちそうの一つ。
甘鯛の身ももちろん美味しいけれど、たまには兜もお料理してみませんか?
では、また。