定番の野菜の炊き合わせ☆ 時間差投入で手軽に美味しく作れます。
夕べ?昨日の早めの夕食に、野菜の炊き合わせを作りました。
かぶ、人参、干し椎茸、高野豆腐、そしてなぜかピーマンの炊き合わせです。
「伝統的な和食」の一品ですね。
日本料理のグラビアページに、必ず紹介されていそうな絵柄です。
とはいえ、青みがピーマンなのが笑えるのですが、まあ食材の都合だったので許してください。しかもこのピーマンが瑞々しくておいしかったの☆
こういった炊き合わせが敬遠されるのは、「全ての材料を別々に煮ましょう」と指導されるからですよね。
お正月に大量の煮物を作るならともかく、毎日のお料理で別々に煮るのはツライ。
そこで今回は、2つに分けて料理しています。
- 干し椎茸
- 人参、かぶ、高野豆腐、ピーマン
この2つのグループです。何となく、イメージしやすいのではないかしら?
味をしっかりと付ける干し椎茸だけは別のお鍋。その他は、時間差をつけて順に鍋に加えていけばOKです。
作り方の手順は下の表を見てください。
火を使わない作業 | コンロ1 | コンロ2 | |
---|---|---|---|
1 | 干し椎茸を水で戻す | ||
2 | 昆布を水に浸けて出汁を取る | ||
3 | 昆布鰹出汁をとる | ||
ここまでが下ごしらえ | |||
4 | 野菜を切る | 人参を出汁で煮る | 干し椎茸を煮る |
5 | かぶを加える | しっかりと味付けをする | |
6 | 味付けをし、出汁を足す | ||
7 | 高野豆腐を加える | ||
8 | ピーマンを加える |
この手順で作っていくと、最後にちょうど好い加減で5種の炊き合わせが、ほぼ同時に完成します。
材料の目安は、こんな感じです。
野菜の大きさ、鍋の大きさによってアレンジしてくださいね。
特に大きめのお鍋を使う方は、この出汁の量では焦げ付きますw 気をつけてください。
- 人参 小1本または中1/2本
- かぶ 中1個
- 高野豆腐 8個(小さくカットされたもの)
- 干し椎茸 6〜8枚
- 青み野菜 ピーマンなら1個、小松菜なら1株程度
- 干し椎茸用調味料 (戻し汁 カップ1/2、砂糖 小さじ1、醤油 小さじ1)
- その他用調味料 (昆布鰹出汁 カップ2、みりん 大さじ2、塩 小さじ1/4)
出来上がりは、こちら。
色鮮やかでしょう!
ポイントは2つ。
ピーマンをあまり長い時間煮ないこと。
2つ目は、椎茸はしっかりと味を含ませて、煮汁が無くなるまで煮詰めること。
しっかりと煮詰めないと、色の濃い、茶色の煮汁が高野豆腐にしみ込んで、色が変わってしまいます。
まだらに色がつくと悲しい。。。トラトラして汚く見えてしまいます。
ですから、椎茸はしっかり煮含めてくださいね。
お弁当にちらし寿司と一緒に、そしてお正月に。
こんな野菜の炊き合わせが上手にできると、ちょっとお料理の腕が上がったように感じませんか?
基本の基本の定番料理。つい忘れがちだけれど、そんなお料理が苦労なく作れるようになっておくと、お料理が楽しくなること確実です。
高野豆腐について質問があったので、少し説明します。
私が使っている高野豆腐は、水で戻さず、味付けした出汁の中に直接入れればよいタイプです。
大きさもこちらの写真の大きさ。大きなものを後から切り分ける必要がないものです。
ですから、水で戻して、水を絞って、それから〜味を付けて〜〜〜という手間がかかりません。日常の料理では、商品選びも大切になってきますね。
その代わり、味がついた出汁に加えないと、ぼろぼろと煮崩れやすくなるので、その点だけは注意しています。
小さなサイコロ大やこのマッチ箱大(っていうけれど最近、マッチなんて見かけない!)で、水で戻さずに調理できるタイプの高野豆腐を買っておくと、煮汁や出汁が残った時に便利ですよ。
残った煮汁を吸わせてちょっと加熱するだけで、一品になります。そして、煮汁を下水に流さなくてもよくなるの。エコの観点からもおススメです。
我が家ではこういう始末料理を、朝食でちょこちょこと食べています。
では、また。
<すみません>
昨日の記事をちょっと修正しようとし、間違って下書きに戻してしまったら、ブックマーク他が消えてしまいました。ごめんなさい🙇