ちょっとゴージャスな花箸置き☆ 土佐水木をつかって
日差しが暖かくて、過ごしやすいですね。
関東では日曜日に「春一番」が吹く可能性があるとか。
ああ、待ち遠しい春。
さてさて、生け花の花材はほとんど蕾の状態で届くので、自宅でいけ直してから漸く咲いて来ます。
花ものはすぐに咲いてくれるのですが、枝ものと呼ばれる材料は、まだ若い状態で届けられるので、なかなかお花が咲いてきません。
こちらの花箸置きに使った土佐水木は、何と1月下旬!のお稽古で使ったもの。半月以上をかけて、ようやくゴージャ〜〜スな開花姿となりました。
確かにね、この姿では出荷できません。すぐに花が落ちてしまいますよね。
写真上が花箸置き、下が1月にいけた作品です。
左側から右側へ斜めに伸びる、カクカクと折れ曲がりながら進む枝が土佐水木。この枝振りが面白くて、それを活かす活け方を考えました。
自由表現という活け方ですが、もっと自由に活けて来た私からすれば、「自由」という名の「形式美」といったところでしょうか。
リビングに玄関に、もちろん食卓にも、花を絶やさないようにしていますが、花箸置きを使うと一気に食卓が華やぎます。小さな花だからこその力でしょうか。
では、また。