めざせ 野菜1日350g! ちまこ通信

野菜たっぷり、薄味減塩、適度に凝り性の家庭料理を紹介しています

今週の作りおき 8品+スープストックで75分☆ 作り方手順付き

今週も「作りおき」を作っています。

バレンタインデーのイベントディナーを準備している方も多いと思いますが、イベントの「ハレ」のご飯の傍らで「ケ」のご飯も用意しなくてはいけないのが、家庭料理の日常ですよね。

 

そんなバレンタイン直前ウィークの、「ケ」の日常を豊かに、そして過ごしやすく暮らすための「作りおき」を紹介します。。

調理時間は、75分!

今週は、同時に鶏のスープストックを作ったので、少し長めに時間がかかりました。

でもね、その分、主菜にも出来るお惣菜がたっぷりです☆

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写真上段左から順に

  • 紅白なます
  • 茹でほうれん草
  • ポテトサラダ
  • ふろふき大根
  • (ここから下段) 筑前
  • ぶり大根
  • ブリの子のみぞれ煮
  • 白菜の干し海老煮込み
  • (写真に写っていない 涙)鶏ガラのスープストック

以上8品+スープストック

この「作りおき」は、朝ご飯のおかずに、夕食の付け合わせや副菜にと大活躍します。

 

前回作りおきを紹介した時に、「早さ」に関心が高かったので、今回は大まかな作業手順を紹介します。参考になるとうれしいな。

  1. たっぷりの湯を沸かしておきます。
  2. 乾物を戻したり、調味料を棚から出したりと、下準備をします。
  3. 魚と肉の下処理と切り分けをし、まな板を洗います。
  4. 野菜を切ります。料理によって切り方が異なるので、予め良く考えておきましょう。
  5. 自分なりの作りやすい順で、調理を行います。

私は、生もの→煮物→炒め物の順に調理するのが好きなので、この順にしています。

 

細かい手順は次の通りですが、却って判りにくいみたい。。。

  1. やかんにたっぷりの湯を沸かします。
  2. 干し海老を少量の熱湯に入れ、戻します。
  3. ブリの子の下処理をします。外側の厚い皮を取り除き、太い血管に残った血を押し出します。こうすると生臭さが格段に低くなります。
  4. ブリのあらに強めに塩をふり、網におきます。
  5. 卵を常温に戻します。
  6. 春雨を熱湯で戻します。
  7. 鶏ガラを軽く水洗いし、大鍋に入れて下ゆでします。
  8. 大根を、それぞれの料理に合わせて切ります。今回は、ふろふき大根用の2〜3センチの厚切り、ぶり大根用の5ミリ厚の薄切り、大根おろし用、なます用をまとめて切ります。
  9. 人参も、それぞれの料理に合わせて切ります。なますと白菜煮込み用の千切り、サラダ用の小さめの銀杏切り、筑前煮用の小さめの乱切りを作ります。
  10. 蓮根、葉ネギ、戻した干し椎茸、白菜、ジャガイモ、コンニャク、鶏肉、生姜を、それぞれの料理に合わせて切り、小皿やボウルに取置きます。
  11. 野菜を切り終わる頃には、春雨が熱湯を吸って戻るので、食べやすい長さに切り分けます。
  12. この頃には鶏ガラの下茹でが沸騰しているので、お湯を捨てて鶏ガラを流水でよく洗い、再び水から煮込みます。(これは他の調理が終わるまで、ずっと煮続けます)
  13. ボウルになます用の調味料を合わせて、大根と人参を加えて和えます。馴染んだらガラスの保存容器に移します。<紅白なます完成!>
  14. 小鍋にやかんの熱湯を移し、コンニャクを下ゆでし、ザルにあげます。
  15. 続いて小鍋に卵2個を入れて、水から火にかけ、固茹で卵を作ります。
  16. 魚卵を調理します。鍋に調味料を煮立てて、ブリの子を入れて火が通ったら裏返して火を通し、大根おろしを加えて弱火にし、火を止めて味を含ませ葉ネギを加えます。<ブリの子のみぞれ煮完成!>すぐに保存容器に移します。
  17. 厚切り大根を鍋で水から煮て、沸騰したら大根をお皿に取り、残った湯をブリのあらにかけて臭み抜きをします。
  18. 下ゆでした厚切り大根を再び、水から煮て柔らかくなったら、保存容器に移します。<ふろふき大根完成!>これは食べる時に、鶏肉のそぼろを作って食べる予定です。
  19. 鍋に薄切り大根・ブリ・生姜を入れて調味料を加えて火にかけ、10分位煮ます。<ぶり大根の完成!>すぐに保存容器に移します。
  20. 鍋に熱湯を移して再沸騰させ、ほうれん草を茹でます。<茹でほうれん草はこれでおしまい>こちらもすぐに保存容器に移します。
  21. 鍋に水を入れて、ジャガイモと人参を入れて、柔らかくなるまで煮ます。
  22. ボウルにサラダ用の調味料を合わせ、ゆで卵1個を粗みじんに切って加えておきます。
  23. ジャガイモと人参に火が通ったら、ザルにあけてよくよく水を切り、19のボウルに入れて和えます。ゆで卵1個は盛り付け時に飾るので、そのまま保存します。(写真ではサラダの脇に無理矢理つめこんでいますw)<ポテトサラダの完成!>
  24. フライパンに筑前煮の材料を入れてから油を加えて、よく火を通します。干し椎茸の戻し汁と(作っている途中の)スープストック、その他の調味料を加えて煮ます。野菜が柔らかくなったら、鶏肉を加えて、鶏に火が通れば完成です。筑前煮の完成>
  25. フライパンを煙が出るまで熱してから油を敷き、戻した干し海老を加えてよい香りがするまでじっくり炒めます。その後、白菜・干し椎茸・春雨・人参を加えて、干し椎茸の戻し汁と酒を入れて煮込みます。
  26. 煮込んでいる間に、オイスタソース他の調味料を合わせて、白菜が柔らかくなったら加えます。最後に水溶き片栗粉を加えて完成。<白菜の干し海老煮込みの完成!>
  27. 最後に煮続けていた鶏ガラスープを確認し、半量程度に煮詰まっていれば、ガラを取り出してスープを濾して保存容器に移します。<鶏ガラスープストックの完成!>

ま、こういうことで。75分で8品とスープストックが完成しました。

 

この手順を考えるのは、ある意味仕事と同じくらい頭を使いますね。

あ〜でもない、こ〜でもないと考えて手順を入れ替えて。

メモを作ってみるのもおススメですが、最初は試行錯誤が激しいので、付箋紙に書いて前後を移動させながら考えるのが一番でしょうか。

自分の中でピシッと決まった時は、だいたい上手く作れますね。納得いかないのに作り始めると、途中で大変なことになったりしてw

 

本日の8品は、スープストックを作らなければ60分で作れると思います。

ガスコンロの口をスープストックが1つ占領してしまうので、思いの外、影響が大きいのです。

面倒でなければ、スープストックは前日に作るか、忙しい時は諦めてしまうかを選択すると、作りおきお惣菜に集中できますよ。

 

そして、早く作れるように幾つかの工夫をしています。

例えば、野菜は小さく切って火の通りを早くする→筑前煮とポテトサラダ

野菜を薄く切って火の通りを良くする→ぶり大根

野菜の葉の部分を使う→白菜の干し海老煮込み

 

もちろん、他の毎日作る料理との材料の取り合いもあるので、思う通りにはいかないかもしれませんが、こういう点も併せて考えると、手早く作りおきお惣菜がつくれますよ☆

ちなみに白菜の軸の部分は、クリーム煮になる予定でしたが、、、生クリームが品切れでした。ミルク煮に変更かしらん?

 

では、また。

 

作りおきお惣菜、vol.1はこちら。1回目は人参中心ですww

 

今週の作りおき☆ 60分で7品作る - めざせ 野菜1日350g! ちまこ通信